- クリニックで施術者として勤務していた経験に基づき、
医療脱毛の熱破壊式と蓄熱式の特徴についてお話しします。 - 熱破壊式と蓄熱式の違いや、脱毛部位による使い分けについて
詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
熱破壊式と蓄熱式の違い
- 熱破壊式と蓄熱式にはそれぞれ異なる特徴があります。
以下に「特徴・メリット・デメリット・効果を感じるまでの時間」をまとめました。
熱破壊式 | 蓄熱式 | |
---|---|---|
特徴 | 熱エネルギーを使用して毛根を破壊する | 熱を蓄積して毛を再生できなくする |
メリット | 効果を早く実感できる | 痛みが少ない 肌へのダメージが少ない |
デメリット | 痛みが強い | 痛みが少ない 肌へのダメージが出やすい |
効果を感じるまでの時間 | 約1週間 | 約2週間 |
- 熱破壊式は効果を早く実感できるところが魅力ですが、
痛みや肌トラブルのリスクも高くなります。
即効性を求める方、太い毛を脱毛したい方におすすめです。 - 蓄熱式は効果を感じるまで時間がかかりますが、
肌に優しく、産毛にも効果があります。
産毛が気になる方、肌へのダメージを抑えたい方におすすめです。 - 詳しく知りたい方はこちらの記事がおすすめ!
- 医療脱毛には「熱破壊式」と「蓄熱式」の2種類があり、どちらも永久脱毛ができます。 熱破壊式はレーザーが強力で効果を早く実感できますが、痛みやダメージが強いです。 一方で蓄熱式はマイルドで脱毛効果をすぐには感じられませんが …
元クリニック施術者が実践した部位による使い分け
- ここからは熱破壊式と蓄熱式それぞれ特徴を踏まえて、
おすすめの使い分けをご紹介します。 - 美容クリニックに勤務していたころ、患者さんからよく聞いたのは
「痛みや肌トラブルはイヤだけど、効果はしっかり実感したい!」という声でした。 - 同じように思う方は多いのではないでしょうか。
- そこで悩みを解決するために熱破壊式と蓄熱式それぞれの良さを踏まえて、
脱毛部位による機械の使い分けを実践しました。 - 具体的な使い分けは以下のとおりです。
【熱破壊式】
- 初期の脱毛時(1~3回目)
- 腕や足の毛が太いところ
- VIO
【蓄熱式】
- 終盤の脱毛時
- フェイス(顔)脱毛
- 手足の指
- 背中
- 胸元
- 熱破壊式ではVIO脱毛の効果を強く実感しました。
毛が太く、しぶとい部位のため、高い効果が期待できます。
ただし、痛みが強い点には注意が必要です。 - 熱蓄式では、特にフェイス脱毛がおすすめです。
顔は産毛が多く存在する部位であるため、産毛が脱毛されると化粧のノリが良くなり、
肌が滑らかに見えるなどのメリットがあります。 - 使用する脱毛機器はクリニックによって1種類のみだったり、
複数台あったりするので、まずはホームページを見てみることをおすすめします。 - 両方使えるクリニックが知りたい方はこちらの記事がおすすめ!
- 濃く太い毛にも対応し効果を実感しやすい熱破壊式。産毛など色素の薄い毛にも有効で痛みの少ない蓄熱式。どちらの方式を採用するクリニックを選ぶか迷ったら、両方使えるクリニックを選んでみてはいかがでしょうか。一つの機械で両方できるケースと、それぞれの機械を使いわけるケースがありますが、全身脱毛なら、一つの機械で部位に合わせて方式を切り替える方がスムーズです。
まとめ
- 熱破壊式と熱蓄式はそれぞれ異なる特徴とメリット・デメリットがあります。
使い分ければより満足のいく脱毛結果を得られます。
気になる方はぜひクリニックに相談してみてください。
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